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November 05, 2013

相変わらずですね

 ごぶさたしております。もう何年も書いてない気がしましたが、最後の投稿は今年の2月だったんですね。まだ生きておりますということで、雑感を。

 現状は民法改正に関しては選択的夫婦別氏制度よりも婚外子相続差別のほうが話題になっております。待つ身からしたら「お隣さん」のような問題です。改正すべき家族法という点では共通していますし、個人的には人権侵害の度合いからすれば婚外子の方が明確です。早期に民法改正すべき問題だという認識です。

 話は飛びますが、この10年でどんなことが起きただろうかとふと考えています。このブログを始めたのが2004年3月です。もうすぐ10年になります。ブログを開設した当初は「あと数年もしたら選択的夫婦別氏制度が実現するだろうから、長く持っても3~4年のブログだろう」と考えていたのに、もう10周年が目前に迫ってきました。いやですね。10周年記念だなんて、やりたくないですよ(苦笑)。

 ブログ、そしてTwitter、Facebook。ネットはますます日常的になってきました。10年前はケータイでしたが今ではスマートフォンです。テレビは薄くなりました(ほとんど見なくなりましたが)。いろんな技術革新が起こり、世界は変わっています。

 なのに与党の法務部会って相変わらずなんですね。

 婚外子相続差別のための民法改正について議論する法務部会ではひどい言葉が飛び交っているそうですね。例えばこんなの。ほかでもいろいろと。

 北海道新聞「自民保守派が猛反発 最高裁が婚外子相続規定に違憲判決 「めかけさんの子」差別的発言も」

 まあ、本当に変わらないのね。悪い意味で。全く進化がないというところで呆れます。まだそんなところにいるんですね。という印象です。要するに「めかけさんの子に大事なわが家の財産を奪われてなるものか」というところで躍起になっているのでしょうか。待つ身にはあまりにも遠い世界で想像ができません。

 婚外子相続差別問題については専門家でも当事者でもないので僭越ではありますが、この問題は子どもの権利が焦点であることを忘れてはなりません。

 正妻とか愛人とか、そうした男女関係に目が向きがちですが、それはさておきなのです。たまたま婚姻届が出されていない男女間に生まれてきた子が不当な不利益を被るような法律を放置していいのかということです。子どもは親を選べませんから。

 加えて先の最高裁判決というのは大法廷で全会一致でした。司法が全て正しいとはいいませんが、全会一致という判決を全否定する与党議員がいるだなんて驚きです。「めかけさん」なんて古びた表現で「最高裁判決は国民の常識から外れている」だなんて、どうして言えるのでしょうか。説得力ありません。

 与党政治家の感覚にはほとほと嫌気がさします。しかしこうした差別的な発言、横柄な態度、法律に対する無知さ、こういう政治家はそう長続きしません。

 約10年前も選択的夫婦別氏制度について自民党法務部会はたびたび紛糾していました。でもそこで反対していた議員の何人かは落選するなど去っています。直近では連立与党の党首で「夫婦別姓反対」とポスターに掲げていた方もおりました。今はどうでしょうか。党そのものがなくなっているではないですか。民法改正は阻止され続けていますが、そのために尽力した議員は数年後には落選したりしています。残っている議員もいますけど。

 本当に変わらないのね。と、ため息が出ます。

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Comments

10周年ですか。(苦笑)

夫との結婚することになった2004年、夫婦別姓でヒットしたこのブログをずっと拝見させて頂いてます。すてに2人の子供が産まれました。出産の時や住宅ローンを組んだ時は、こちらを参考にさせて頂きながらペーパー再離婚をしました。民主党政権誕生の時には期待したんですが、その後はますます保守化の路線を辿っているように感じます。こうなると2人の娘が結婚する時にも夫婦別姓なんて実現していないのかと危惧します。

これからも時々のぞきに来ますので、細々とでも続けて下さい。

Posted by: fidan | November 11, 2013 at 09:16 AM

はじめまして。私は別姓派で、夫とは10年事実婚を続けてます。

突然ですいません。愚痴になっちゃいますが…
別姓派として一番辛いのが、同性である女性達から叩かれることです。無論、その女性達は既婚者で、あっさり夫の姓になった人たちです。もう、変えて何年も経過してるし、慣れてしまったからだと思います。

しかし、その女性達は何故か姑の悪口はよく言います。
しかもこう言います。
「嫁に来たんだから!って言われるのが腹が立つ!」
「夫の家に入ったんだからって言われるのがムカつく!」

『嫁に来た』『嫁いだ』『夫の家に入ったんだから!』と言われてしまう要因は何か?やっぱり妻が夫側の姓になったのが深く関わっていると思うのですけど…私の考えはおかしいのでしょうか?

戦後は夫婦の戸籍は独立して作られていて、夫婦平等とは言うものの、夫の姓になってしまえば、なかなか昔の『嫁いだのだから』という価値観が抜けません。

だから、嫁姑トラブルっていうのは、
「夫婦別姓じゃないのが関わってるんじゃないの?」
と、言ってるんですが…その話題になると、その女性達は静まり返ってしまいます。でまたしばらくすると、姑の悪口だけは、きゃんきゃん吠えるという…

私が頭がおかしいのか、もうわからなくなってきました。

別姓にすると子供がいじめられる!とか言いますけど…
学校でわざわざ親の苗字の話をする子供に会ったことがありません。
私も小中高と12年間学生やったけど、子供の世界に
わざわざ親の話題を出してくる子に会ったことがないし…

やっぱり、夫婦別姓って、もっと女性が社会進出して、職場で女性管理職が増えるとか、そうならないと難しいのでしょうか…

すいません。ちょっと記事と関係ない愚痴を吐き出してしまいました。私の言ってることが間違ってたら、本当にすいません。自民党政権になった時点で、別姓に関しては絶望的な気分になってまして…
失礼しました。

p.s.
夫婦別姓のことで、幼馴染と大喧嘩になり、絶交までに至った経験まであります。ほんとまいります。はやく選択制別姓できてくれ~。

Posted by: 干し柿 | November 23, 2013 at 04:41 AM

干し柿さん、コメントありがとうございます。
全然間違っていないですよ。

嫁姑トラブルというのも、その関係性が由来ですよね。旧時代の慣習や規範に心が縛られているのでしょうね。「夫婦の名前は家の名前ではないのだから、どちらでもいい」と考えられればお互いもう少し楽になれるのではないでしょうか。実のところは文句いいつつも、文句言うのが心地いいからだと思います。夫婦別姓になるのも怖いんですよ。相手をつなぎとめておく何かが欲しいとかね。

言わせておけばいいですよ。そういう人と結婚するのではないならば。

前に「夫婦別姓にするなんて気が知れない」と言う女性がいましたけど、離婚が決まって「名前を戻すなんて面倒。夫婦別姓にしておけばよかった」とかあっさり言ったりしますから。気づくには時間がかかったりするんですよね。

大事な人、幼なじみや家族には理解してもらいたいから、ぶつかるとつらいですよね。違う考えでも仲良くできるといいですね。本当の意味で相手を大事にするって、考えの違いを乗り越えられることではないかなと思います。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | November 23, 2013 at 07:44 PM

fidanさん、気づくのが遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。きゃー。m(_ _)m

結婚して10年も過ぎれば子どもも生まれ、ローンの話になってきますよね。同じ時を過ごしているんですね。つらい部分が共通するのは悲しいことではありますが、一人ではないので心強いです。励まされますね。ありがとうございます。

制度が実現するまではやめずに、細々と続けます。
ありがとうございます。

記事を書いたらTwitterでつぶやくようにします。
http://twitter.com/Matsumi_Nozomi

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | November 23, 2013 at 07:49 PM

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