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December 28, 2010

来年に向けて

 今年こそは!と期待に満ちていた2010年でしたが。。

 通常国会が始まったばかりの春は「千載一遇のチャンス!」とばかりに意気揚々としていました。あのころが遠く感じます。。。

 関係各位の多大なる期待と努力もむなしく、民法改正は審議もされることなく、実現しませんでした。

 政治も不安定で、来年の通常国会でも民法改正に着手できるかどうか不透明です。

 みなさんはどうお考えですか?

 不安ですか? 怒りですか? 失望でしょうか?

 せんえつですが、待つ身の私感として大事なことが2つあると思っています。

 まず1つはあきらめないことです。

 どんな状況になろうとも、粘り強くあきらめないこと。民法改正が必要であることを忘れないこと、機会があれば周囲に伝えることです。

 もう1つは実現までどうするか決めることです。

 法改正されれば婚姻と氏の維持が両立しますが、それまでは二者択一です。悔しいですが、これは厳然たる事実です。

 選択的夫婦別氏制度が実現するまで、自分はどうするか。

  婚姻(続柄)を優先し、通称使用で乗り切るか。

  氏の継続を優先し、事実婚で乗り切るか。

 どちらを優先するか、自分の境遇と考えをもとに、よく納得したうえで決めて実践するのが大事だと思います。考えがまとまらず、ずるずるとした状態ではストレスがたまり精神的にもよくありません。

 ひとつ記事を紹介します。

 前に新聞記事(2008年3月8日 朝日新聞紙面)で日産のゴーン社長のインタビューがありました。女性のキャリアについての話でした。その中でゴーン氏はこう述べていました。

家庭を作りたい、子どもを持ちたい、キャリアを磨きたい。こうした選択肢に正しいとか間違っているとかはないんです。

 夫婦の氏についても同じことが言えるのではないでしょうか。

 同氏にする、別氏にする、旧姓を通称使用する、事実婚する、どれも正しいとか間違っているとかはないんです。自分とパートナーの間で決めることなのです。

 ゴーン氏は「もやもやの状態を続ければ続けるだけ、多くの機会を失ってしまいます」と迷うことで機会喪失する危険性を指摘しています。また自ら選択すれば周囲に影響を与え、尊重されると説いています。

 自信を持って選択しましょう。そしてあきらめないことです。

 来年、自信を持って過ごせるように、あらためて自分の決意を固めてみませんか。

 皆様、良いお年を。

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Comments

ついに国に対して提訴する勇気ある人たちが出て来ましたよ(^-^)/このコメントが載る頃は他にも書いてくる人たちがいるかもですね(^^;)
訴えを起こしてるのは富山県の塚本さんと、東京都他の男女五人だそうです。ややもすると忘れられそうになっていた夫婦別姓論議に弾みがつきそうではありませんか!
みな様、是非応援(声援)を送ろうではありませんか!!
そして諦めないで頑張りましょうねp(^-^)q

Posted by: こも太郎 | January 07, 2011 at 01:03 AM

こんにちは。たまたま、このブログに行きあたって、最近のだけですけど、いろいろ読ませていただきました。私は、しっかり通称使用をしていて、結構満足もしているのですが、いろいろな人のコメントを読んで、夫婦別姓どころか、通称使用にもこんなに理解がない会社があったり、時代遅れなことを言う人がいるのかと、驚きました。
私は20代で結婚して、まずは当時の夫の姓を名乗り、その後離婚して旧姓に戻し、再婚後はそのまま旧姓使用です。離婚と再婚の間に大学教員になったので、書き物はもちろん、大学でもすべて普通に旧姓使用で、保険証や年金関係だけは、事務のほうで戸籍名でやってくれているようです。私のことを戸籍名で呼ぶ人は、飛行機に乗る時や病院以外では、基本的にはいませんが、私自身は夫と夫婦として行動するとき(飛行機で旅行するとか)は、「夫と夫婦としての自分」の名前である戸籍名を使い、それ以外の場では本来の名前を使うことで、二つの自分を使い分けているような、そんな感じがして、それはそれで楽しんでいます。
「大学教員」が特別な世界だから、と思う方もいるかもしれませんが、大学なんて実は超保守的な世界で、ちょっと前までは通称使用なんて絶対にダメだったそうです。それが、今では、超保守的な中でも超保守的な国立大学でも、普通のことになっています。研究者が文科省からいただく「科学研究費」という研究費があるのですが、それも数年前までは、旧姓では申請できなかったのが、ちょっと前に、戸籍名も併記すればよくなり、今は戸籍名でもらうか旧姓でもらうか、選べるようになりました。
給与振り込み口座も、旧姓でも戸籍姓でもよく、確定申告のときに持っていくいろいろな書類に新旧の名前が混ざっていても、役所のほうでは全然問題ないようです。仕事柄、講演料とか原稿料とか、いろいろな所で臨時収入をいただくこともありますが、通称ではダメと言われたことも一切なく、どこからもらう源泉徴収票もすべて旧姓ですが、全く問題ないようです。
なんとなく、国や役所の制度的には、ずいぶんと通称でよくなっているのに、会社や組織で事務作業をしている人が「通称じゃダメ」と思いこんでいる部分が多いんじゃないか、という気がしています。私自身も、「この書類は旧姓じゃダメだろう」と思って聞いてみると、意外と大丈夫だったりすることが結構あるので、世の中ずいぶん変わってきていると思います。
ただ、給料を通称で出して社会保険料とかは戸籍名で納めるというのが、事務的には一手間かかると思うので、会社側が面倒がっているというのもあるのかもしれませんね(でも、それができることすら知らない給与担当者もいるのかも)。
旧姓使用も当たり前になってくると、周りの年配の男性も、それが普通に感じられるようになるみたいで、この世界では姓を変えると、「へえ、変えるんだ」などと意外に思われるほうが普通になってきたようです。私自身も、いろいろな方に会って、たまに名字の話になったときには、「女性が公に使う姓を変えないのは今や普通のこと」という態度をとっています。こちらが堂々と「今やこれが普通だ」という態度をとると、相手の方は、「そうなんだ。世の中変わってきたんだな」と感じるようです。旧姓使用に関しては、特別なことをしているということではなく、「それが普通だということを知らないあなたが古い」ということを暗に伝えるような態度で、周りを変えていくことも必要なように感じています。同じ業界で働いている夫と姓が違うことを時々学生から聞かれますが、その時にも、今どき仕事をしていれば当たり前と話しています。
夫婦別姓にしても、通称使用の「当たり前化」にしても、一般の人の意識が変わっていくことがすごく大事なことだと思うので、通称使用を実際にしている人間は、地道な草の根運動みたいなことをやっていくといいのかなと思っています。

Posted by: 通称自由自在 | January 07, 2011 at 02:25 AM

>こも太郎さん

そうですね、出ましたね。
あきらめないこと、本当に大事です。

>通称自由自在さん

大学の先生なんですね。科研費のこと、聞いた覚えがあります。
法律が実態にそぐわないということなんですが、法律が変わらないから社会が変わっていることに気付いていない人もいるんですよね。周囲に「私は名前を変えない」と胸を張って言える人が増えてくると、一般の考え方も変わってくると思います。
地道に味方を増やすのが確実かつ強力なので大事なところだと思います。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | January 07, 2011 at 12:04 PM

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