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April 16, 2010

男女共同参画の基本計画

 もう4月も中盤にさしかかり「今国会中に間に合うのだろうか」と心配が絶えない待つ身でございます。今日はいいニュースを見ました。

○読売新聞
 「夫婦別姓「民法改正が必要」…政府会議たたき台」

選択的夫婦別姓について、現行の第2次基本計画(06~10年度)は「国民の議論が深まるよう引き続き努める」とするにとどめているが、中間整理は「民法改正が必要である」と踏み込んだ。

 これまでの基本計画では「国民の議論が深まるように」というところで差し押さえられていたのですが、正確には自民党政権下ではこれを残すのが精いっぱいだったというところだと思います。

 しかし今の男女共同参画担当は、ご存じ、福島みずほ大臣なので「民法改正が必要」と踏み込んでくれました。これで民法改正の意義や根拠、正当性が強まったと感じています。

 ただこれは中間整理であり、まだ決定ではありません。それに政治の世界では民法改正への拒絶反応が強いので、肝心の法改正がどうなるかも定かではないです。

 不安は絶えませんが、1つひとつ、確実に前進し、実現へと近づけていくのが大事だなと感じています。

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Comments

内閣府の男女共同参画局が、「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」に関する意見を募集しているようです。
かなり細かく分野が分かれていますが、重点分野のうち、第2分野が「男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革」となっていますので、選択的夫婦別氏は、ここに含まれると思います。
政府に直接意見を出せる、よい機会です。私も、意見を書いて送ってみようと思います。
男女共同参画局のURLは、こちら。
http://www.gender.go.jp/index.html

Posted by: なー | April 17, 2010 at 09:05 PM

予想はしていましたが、民主党はマニフェストに選択的夫婦別姓の明記をしないと判断したようです。今回は「政策集」は作らないようなので、民主党はどこにも選択的夫婦別姓の導入について明記をしないで選挙をするわけです。

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042201000312.html

「政策集」に明記されて、別姓に積極的と思われた福島、千葉両大臣が入閣して、この有様(法案提出すら無し)ですから、民主党に投票する理由がなくなりました。

Posted by: こりん | April 22, 2010 at 02:51 PM

こりんさん、情報ありがとうございます。

今までも民法改正はマニフェストではなく政策集にしか載っていませんでしたからね。政策集を出さないなら出るところはないですね。ただ、民主党の男女共同参画政策にはずっと前から掲載されています。
http://www.dpj.or.jp/danjo/seisaku/05.html

どこに投票するかはそれぞれに与えられた権利ですから、ご自分が信じるところに投票なさってください。

でもこりんさんが民主党に投票しないことをここで宣言する意図はなぜなのかなと疑問です。同調する仲間を増やしたいのでしょうか、それとも思いとどめるようにと反証を聞きたいのでしょうか。待つ身の勝手な想像ですが、まだ心のどこかで民主党に望みを託しているからこそ、ここに書き込んだような気がするんですよね。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | April 22, 2010 at 07:27 PM

私は前回の衆議院選挙では民主党に投票しました。ただ他のコメントでも書いたように、民主党(および社民党)の選択的夫婦別姓制度に対する仕事ぶりを見て、期待を大きく裏切られたという気持ちです。選択的夫婦別姓を待ち望むみなさんの多くがまだ民主党連立政権に望みを託したいのは痛いほどわかりますが、本当に民主党(+社民党)に選択的夫婦別姓を実現する気があるのか、さらにその能力があるのか、ということは客観的に評価・議論する必要があると思うので、あえて民主党支持者が多いであろう、この場でコメントさせていただきました。

なぜ衆参選挙で連続勝利して政権交代を果たし、夫婦別姓の旗手ともいえる二大臣が関連ポストに入閣したのに、法案提出も閣議決定もできないのか?政治的に見ると、政権交代前よりもむしろ別姓に対する逆風が強まったとさえ言えます。その事実にもっと別姓賛成派からの批判が集まらないのは不思議でなりません。私はこの状況で有権者として与党に対して甘い態度を取ることは、選択的夫婦別姓実現にむしろ逆効果だと思います。批判が少なければ民主党や社民党はこの政策の優先度を下げます。マニフェスト不記載、政策集の廃止は一つの結果です。選挙前はわれわれにリップサービス、いざとなったら公約ではないし、国民新党や民主党内の反対派のせいにして逃げるのが目に見えます。

Posted by: こりん | April 23, 2010 at 02:02 AM

despair久しぶりに投書します。私は実はこの前の衆議院選挙では、民主党に投票しませんでした。なぜなら民主党が議員立法とはいえ、十数年?も取り組んできたのに、マニフェストには載っていなかったからです。どの党に投票すべきか確認したかったので、衆議院選挙の前に民主党の党本部に電話で問い合わせたところ、職員の回答は「経済問題よりも国民の関心が低いかもしれないから。選択的夫婦別姓制度もやるかもしれません」ということでした。これまでいろんな議員が一所懸命取り組んできたことに対する回答とは信じられなかったので、かなり食い下がって質問しましたが、最後は「自分達は国民の審判を待つだけですから」という回答でしたので、比例区には社民党と記入し、小選挙区には記入しませんでした。私の住む小選挙区の民主党の立候補者が、自民党の候補者より年上で、しかも60歳を超えていたので、財政面への取り組みが不安でした。9月に入って、千葉法務大臣が「選択的夫婦別氏制度導入に意欲」との報道がされた時には、非常にびっくりしました。選挙前の民主党の職員の回答とは全く違っていたからです。その後小沢、鳩山氏の政治資金の問題が表面化したりしたので、なぜ真摯さに欠けたこんな政治家が、国家の中枢にいるのか、疑問に思いました。亀井静香氏の数々の発言にいたっては愚の骨頂です。今の国家の中枢には、いてはいけない人々がたくさんいると思っています。
なお私は待つ身さんのおっしゃる「中間報告」には既に「選択的夫婦別氏制度を導入すべき」として投書しました。内閣府男女参画会議委員の山田昌弘(中央大学教授)先生も吉村作治先生(サイバー大学学長、古代エジプト考古学者)も夫婦別姓制度には賛成しています。吉村先生については先生のオフィシャルサイトに丁寧な意見がでています。
私は今ドラッカー学会に参加していますので、もう日本の国会議員には全く期待していません。ピーター・ドラッカー氏の本を読むと、日本の国会議員の発言は矛盾だらけで、具体性がないように感じられます。民主党の政策は選挙対策で、政治家自身の努力のためであり、国民に対する成果のための政策ではないように思えます。いずれいろんなツケを負わされるのは国民自身だと思います。

Posted by: ふらんす | April 30, 2010 at 11:29 PM

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