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October 23, 2007

年内解散でないと来年は

 参院選と総裁選がああいう結果となり、夫婦別姓に反対する勢力が政治の中心から減り、ひょっとして情勢は上向きではないかと期待を抱きつつ・・・

 でもいろいろと考えてみると、難しいのですよね。これまでたくさん期待は裏切られ、落胆してきたせいでしょうか。とても慎重になってしまいます。

 夫婦別姓の法制化に限らず、政治の行方を大きく握っているのは衆議院をいつ解散するかです。現時点では、1.年内、2.来年の予算成立後、3.サミット後、というあたりに可能性があるようです。どれが一番現実的かは何ともいえません。政治ってちょっとしたきっかけで動きますからね。

 ただ結論からすると、「年内解散+政権交代」でないと選択的夫婦別氏制度の法制化は来年中には実現しないのではないかなと思っています。

 もし年内に解散となり、結果として政権が交代したとします。するともう夫婦別姓の法案が自民党内で合意が取れないから法案が提出されず、国会で審議されず、ということにはなりません。年明けの通常国会で新政権が民法改正案を提出し、というかこれまで野党が提出してきた法案が再提出され(きっと同じ法案をそのまま出すだけだから党内手続きさえ済めばすぐに出せるはず)、来年中に民法改正が実現するというのも夢ではないかもしれません。あとは新政権がどういう順番で法案を提出するかというところに絞られます。

 別のシナリオを考えてみましょう。年内解散したけど、総選挙の結果が自民党が過半数を割れたけど公明党を足せば過半数とか、自民党過半数をギリギリ超えたとか政権を維持してしまうと、選択的夫婦別氏制度が実現する可能性はがっくりと低くなるでしょう。つまりこれまでのように法案が自民党や与党内で決められてしまい、誰かが反対すれば法案が提出されず、従って国会での審議もされずという状況が続くでしょう。参議院で可決して衆議院に持ってくることはあるでしょうけど、その先は正直言って分かりません。これを考えるなら総選挙後の結果を見てからでないと。

 さらに違うシナリオ。年明け予算成立後に解散したとして、総選挙で自民党が下野したとしましょう。総選挙が終わるころには何月になっているでしょうか。政権交代したばかりなら最初はドタバタするでしょうし、民主党には政権交代したら通したい法案がいろいろとあるでしょうから、そういうのが過ぎて民法改正案が提出されるのはいつになることやら。今の自民党ほど黙殺ということはないにしても、いの一番に成立させるほど優先度が高いかどうかは分かりません。そうすると、来年解散では来年中に民法改正が間に合うかどうか定かではないと思うのです。解散がサミット後なら、さらに時間が短くなるので来年中の実現はかなり薄くなります。

 あと言うまでもありませんが、解散が来年以降で、総選挙後に政権が変わらなかったとしたら。自民党の推進派に期待するしかありませんが、それもどうでしょうか。次の選挙に勝ち残った議員次第ではありますが、かなり厳しいでしょうね。でもそんなに落胆することはありません。今と大して変わりませんから(慰めになってない?)。

 じゃあ現実的にはどうでしょうか。年内解散かつ政権交代の現実性やいかに。考えちゃいますね。可能性はなきにしもあらずですが、このままですと解散は年明けのような気もします。うまく年内に解散できたとしても政権交代ができるでしょうか。チャンスはあると思いますし、期待だってしていますが、確実にできるという保障はありません。ふう(ため息)。まだまだ先は遠いのかな、なんて思う今日このごろです。

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