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September 20, 2004

自転車の空気を入れに

 私の自転車は主人の馴染みのバイク屋さんから購入しました。やや高めなのですが、購入特典は空気が無くなるとお店はタダで空気を入れてくれることです。あとは金銭的なメリットより近所付き合いみたいなものでしょうか。タイヤの空気が減ってくると主人と一緒に自転車を押しながらバイク屋さんまで歩いて行きます。

 お店の入口にいた店員に「空気入れに来ました」というと、どこからかホースみたいなものを引き出して主人に渡します。ここではダイナマイトのスイッチみたいな、T字型の棒をピストンのように動かして空気を入れるのではなく、特殊な装置を使います。私は恐くて扱えませんが、主人が来るとセルフで、私が来ると店員がやってくれます。プシューと音がしてあっという間に空気充填完了。主人は数歩前に進んでお店の奥にいる店員さんに声をかけます。

「どもー」
「ありゃどうしたの」
「自転車の空気を入れに」
「1人?」
「いや、おくさんも」

 私がてってってっと数歩前に出て、ニコッと挨拶します。後ろの方から自転車担当のおじさんも出てきました。

「ありゃ」
「自転車の空気を入れに来ました」
「あー、いいよ、いいよ、いいよ」とおじさんは上機嫌でホースに手を伸ばすのですが
「あ、もう終わりました」
「ありゃ、そうなの。この後は?」
「夕ご飯のお買い物です」
「あー、いいよ、いいよ、いいよ。いつでも来てね」と同じ調子で顔をくしゃくしゃにして私にも笑いかけてくれます。それにしてもタイヤの空気はそうそう減るものでもないので頻繁にご挨拶に来られなくて残念。

 バイク屋さんを後にして、スーパーでお買い物。事実婚に移行してあまり経ちませんが、なんの変哲もない夫婦の日常は全く変わりません。違いがあるとしたら、事実婚や離婚ネタで他愛のない冗談が増えたことでしょうか。

「100円足りないから貸して」
「じゃあ離婚の手切れ金ということで」

 とか。脈絡無く未届の配偶者を理由にしたりとか。まあいろいろと。

 制度が柔軟でないなら、人間が柔軟に運用するしかないかなと思います。事実婚でも楽しく暮らさないと。

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