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September 03, 2004

粉糠三合あるならば入り婿すな

 意味が分からず、辞書を引いてしまいました。少しでも財産があるならば気苦労の多い婿(むこ)養子をするよりは独身で生活せよ、という意味だそうです。粉糠(こぬか)三合の価値が分からないので、粉糠3合からどれだけ米ができるのかと米農家出身者に聞いてみたところ「ぬかからは米はできぬ。ちょっと生き延びられる程度」と指摘されました。そうか、粉糠ってぬかですもんね。じゃあ、よほど微々たる財産なのですね。それで婿入りを拒むほど、婿入りは辛いという認識があったのですね。

 表題にある諺は日本農業新聞8月8日付論説「少子化時代/変化を迫られる結婚観」で読みました。

「粉糠(こぬか)3合あったら婿に行くな」などと言っていては結婚は難しい。

 記事は少子化が進行したので「跡取り」問題が結婚の障害になりつつあること、意識を変えていくことが迫られてきていること、だが悲観的になることはなく、前向きさと発想の転換が大事だと説かれていました。

さらに、法的に夫婦別姓が認められる時も来よう。すでに社会は、互いの家の事情をじっくり話し合い、新たな結婚観でゴールインする時代に入っている。

 この結びは私にはちょっと感動的でしたが、実際のところはどうなのでしょうか。法制化はそんなに簡単ではなさそうに見えますし、農業の現場でそういう発想の転換がどこまで浸透しているのかも疑問です。本当に認められるのかなあ、そうだといいなあ、なんて思いつつ、少なくとも農業の周辺とも同じ期待は共有できるような気がしてちょっとだけ嬉しく感じました。

※新聞記事への直接リンクはしない方針ですので、記事を読みたい場合はなんらかの手法で検索してみてください。

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補足です。オリジナル記事を検索するヒントを少し。
検索エンジンで「日本農業新聞(スペース)夫婦別姓」などキーワードを組み合わせれば現時点なら参照できます。ただし、いつまでWebから閲覧可能か、URLは同じままか、確証がないのでリンクはいたしません。どうかご了承ください。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | September 04, 2004 07:58 PM

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