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September 30, 2004

新人事で賛成は誰か

 現在の政治の焦点は夫婦別姓法制化ではないものの、新しく要職に就かれた方々が賛成なのか反対なのか気になります。賛成の勢力に変化はあったのでしょうか。ただ賛否を推測するにしても、あまり情報がないのですが。

 賛成に計上していいと思えるのは、野田聖子氏Webサイト「ひとこと」にある「民法の一部を改正する議員立法案~例外的夫婦別姓制度」(2002年7月24日付)に記載された「例外的に夫婦の別姓を実現させる会」メンバーです。記事には44名が名を連ねていますが、現職は34名です。

 それから、同Webサイトの「選択的夫婦別姓制度」(2001年年11月6日付)に記載された党三役申し入れ賛同者も賛成とみなしていいと思います。こちらは45名が名を連ねていますが、現職は37名です。

 これら2つのリストのいずれかに掲載されている現職の国会議員は54名です。(もし計算間違いがありましたらお許しを)

 この54名のうち、6名が大臣または副大臣となりました。町村信孝 外務大臣、中山成彬 文部科学大臣、大野功統 防衛庁長官、七条明 内閣府副大臣、逢沢一郎 外務省副大臣、田野瀬良太郎 財務省副大臣です。

 ついでに小池百合子 環境大臣はご自身のWebサイトにある「臓器移植は条件つき賛成」(1997年3月24日付)にて「夫婦別姓問題についても選択制であることから賛成に回る考えだ」と賛成の意を示しています。ちょっと記事が古いですけど。

 しかし、しかし、喜べません。これまで夫婦別姓を実現する法案は自民党の法務部会で議題にされても、意見集約ならず、国会提出に至ったことがありません。野党は提出していますが、悲しいかな審議されません。せいぜい法務委員会で参考人招致がある程度です。ですからいくら内閣に賛成派がいても、国会に提出されないと話にならないのです。

 では党内人事はどうかと見ると、先の54名のうち党三役のひとつである総務会長に久間章生氏が就任しました。これまでも幹事長の代理としてよくテレビ出演なさっていた目の細い方です。幹事長の武部勤氏、政務調査会長の与謝野馨氏はどうでしょうか。

 また、主戦場である法務部会の会長はこれまで滝実氏でしたが、このたび法務副大臣に就任されましたので後任が気になります。ただ法務部会はもう何度やっても「家庭崩壊」「国家解体」「共産思想」といった理由で拒絶されることが多いので、どうにか意見を集約する糸口がつかめるといいのですが。

 それにしても、内閣って与党(自民党と公明党)の国会議員しかいないんですよね。今回は民間もナシですし。当たり前といえば当たり前ですが、どことなく違和感があります。同じ国会議員でも与党か野党かで大きく違うのですもの。与党関係者が下野(野党になること)を極度に恐れるのも頷けるような。それによくメディアでも「政府与党」と表現しますが、政府と与党が融合している状態は果たして良い結果をもたらしているのかと疑問に感じることがあります。

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