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September 02, 2004

戸籍にまつわる誤解[筆頭者]

 いぜん戸籍にまつわる誤解[バツイチ]で次回予告とした「筆頭者」は、夫婦別姓資料館の[戸籍>筆頭者]にまとめました。

 他にも関連項目を追加してあります。民事局に質問して確認したので正確性には気を遣っています。民事局もとても丁寧に教えてくれました。

 戸籍は普段は見かけることがないので事実誤認もかなりあるようです。私の認識では身元を証明する書類であるだけなのに、そこに過剰な意味をもたせて固守したり嫌悪したり、それで争いも生んでいるような気もします。まずは正確な現状の理解から始めましょう。

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Comments

時々読ませて頂いております。
 「戸籍にまつわる誤解」というと「入籍」という言葉もありますね。
 本館の「誤解」の項にも「夫婦別姓法案とは夫婦が籍を入れなくなることだ」という項目がありましたが、ワイドショーなんかでは「婚姻届出」=「入籍」と決めつけてます。
 出生の時だって「入籍」だし、分籍しても「入籍」、離婚したっ「入籍」なんですが……。

 追記 私の弟夫婦は、住民票の「世帯主」が妻の方なんですが、年末調整の書類の「続柄」欄に「夫」と書いて出すと、毎年、総務の人に「世帯主」と書き直されてしまうのだそうです。
 「家」の「主」は夫、という固定観念は根強いですね。

Posted by: トール | September 02, 2004 03:35 PM

トールさん、コメントをありがとうございます。

確かに入籍とは手続き的には「戸籍に新しい人物の項目を追加」ですものね。婚姻なら除籍して入籍ですから、入籍を婚姻の意味で使うのは紛らわしいですよね。

私の印象では住民票における世帯主とは「住居と生計を共有している集団で収入のある人」というのが前提になっているような気がします。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | September 02, 2004 08:22 PM

はじめまして。「たんぽぽ」ともうします。


しばしば使われる「入籍」「ばついち」は、
よく考えると、女性から見た表現なんですよね...
(ただし、自分が親といっしょにもとからいた戸籍は見てなくて、
お相手の男性との戸籍だけが、意識されている。)

夫が筆頭者になっている戸籍の中に、
自分が入っている、という感覚で「入籍」。
「ばつ」は、夫だった男性といっしょにいた戸籍から、
抜けたときの除籍だけ、意識されるのでしょう...

それで、「離婚歴1回」の意味で「ばついち」は、
たぶん、はじめに言い出したのは、女性からだろうと、
わたしは思っているんだけど...

「入籍」もそうなんでしょうけど、遠回しに表現できて言いやすい、
ということなんだろうと思いますよ。
男性が使うのは(一種の転用とも言えますが)、
やはり便利な言い回しだからなんじゃないかな...?


それから、「筆頭者のみ氏名が書かれていて、他は名しか記載されていない」の
くだりは、注意して読まないと、「どこも誤解なんてないじゃん?」と、
思ってしまうかもしれないです。

わたしは、早合点しまして、
「『太郎』にだけ『甲野太郎』があって、
『花子』『宏美』には、『甲野花子』『甲野宏美』がない。」
の意味に取ってしまったのです。

Posted by: たんぽぽ | September 03, 2004 10:36 PM

たんぽぽさん、はじめまして。

そうですね。表現が便利なのはいいのですが、そこから誤解や誤用に発展するのはいかがなものかと思います。

それから本館の筆頭者の説明についてのご指摘、ありがとうございます。改善できるように修正してみます。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | September 03, 2004 10:51 PM

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