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September 01, 2004

事実婚へ移行(5):続柄変更

 離婚届を出すと、戸籍のある役所から住民票のある役所に通知がいくようです。婚姻届を出す数日前に住民票で私の続柄を確認すると、続柄は「妻」が線で消されて「同居人」になっていました。

 さらに余白には「(離婚届提出の数日後の日付) 通知により氏筆頭者続柄修正」と記載されていました。氏筆頭者続柄ってくっつけるとなんだかよく分かりませんね。

 離婚届を出しても同居したままであると、自動的に妻から同居人になるのが標準なのでしょう。ただ婚姻前の氏を合法的に本名にするために法的な婚姻関係を断念したのは覚悟のうえですが、せめて夫婦に準じた続柄にしておきたいと思います。日常生活では「妻(未届)」にすることで特にメリットもデメリットも発生しないのですけれど。

 ご尽力くださった戸籍課の方はすぐ隣の住民票の担当の方に事情を話して下さったようでした。「続柄の変更ですね」と作業内容を確認し合っていました。こちらの担当の方もとても親身でした。

「はああ(なるほど)、今年も通りませんでしたものね。ごめんなさいね」
「いいえ、(通すかどうかは)国会ですから(笑)」
「うちの職場でも通称は徐々に認められるようになってきたんですよ」
「そうですか。でも通称だと本名ではありませんから限定的なんですよね」
「そうですね」

 そして住民票の転入手続きなどに使う用紙を渡されました。用紙の上部には「転入」「転居」「転出」「世帯主変」「世帯合併」「世帯分離」等々が書かれてありますが、「続柄変更」という表現は見当たりません。アドバイスをうけながら住所や本籍、構成員の氏名、生年月日、性別、続柄(この時点では自己申告?未記入だったかもしれません)などを書いて提出しました。

 それから住民票の写しを請求する用紙も記入して、待ちました。隣の夫は、今度はゲームボーイで遊んでいます。

「何種類ゲームを持参しているの?」
「だってヒマなんだもん」

 別にゲームをするなと言ったわけではないのですが、夫は公報のような冊子を拾い、読み始めました。私ものぞき込み、近所の住民数の変化や記載してある項目に「へぇー」「へぇー」と二人でトリビアして待っていました。

 そうしてようやく新しい住民票を手渡されました。そこにはちゃんと「妻(未届)」と記載されています。夫は「世帯主」のままです。ここまで約1時間半か2時間近くかかりました。もし同じようなことを実践するならそのくらいの待ち時間は覚悟してください。

「そういえば。健康保険証はどうしたらいいでしょうか」
「健康保険はこの用紙を持って○番の窓口へ。それから、この用紙を持って年金の方も。○番ですから」

 私は指示された通りに役所内ツアーをしました。でも私の年金は1号ですし、健康保険は私だけが国保です(別姓とは直接関係ありませんが、2年前に健康保険上の世帯主変更をすませてあります)。年金はなにも処理することはなく、国保は新しいカードを発行してもらいました。

 これでめでたくmission completeです。わぁい。役所のみなさま、親身で丁寧な対応をどうもありがとうございました。心の中で感謝しきりです。

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Comments

付記
上記に続柄変更という処理が届の処理分類に無いというような表現をしましたが、世帯主変更も続柄変更になりますし、正規の手続きのうちと考えていいのだと思います。

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | September 06, 2004 12:30 PM

他にも住民票の続柄を未届にした体験をブログに書いている方もいらっしゃいましたので、トラックバックさせていただきました。

記事はこちら。
http://netanker.cocolog-nifty.com/hikkoshi/2004/09/921.html

Posted by: 夫婦別姓を待つ身 | October 08, 2004 01:57 PM

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